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eマーケット・プレイスの機能

eマーケット・プレイスの機能は、ECの発展形態のひとつと見なせます。

 

ここにECの発展、即ち従来のEDI、そしてインターネット活用によるWeb-EDI、電子調達システム、eマーケット・プレイス、さらにマーケット・プレイス間接続の発展とそれらの機能を示し、併せてそのインタフェースの標準化動向を示します。

 

【1】従来のEDI
従来のEDI(Electronic Data Interchange)は、専用線またはVAN(Value Added Network)利用して、業界特有の通信方式を用いて行われてきました。

 

このEDIにより企業間の基幹業務システムを相互に連携させたもので、取引先ごとに連携する部分を作り込みました。

 

取引先が多ければこの部分が膨大となり、また取引先ごとのEDI端末が必要でした。システムの運用および管理に人員も必要です。

 

これらの導入コストおよび運用コストに対してEDI導入の効果は、受発注の頻度が高くない中小規模ビジネスには割が合わず、導入が見送られました。

 

【2】Web-EDI
パソコンのWebブラウザのみでEDIに参加できるものをWeb― EDIといいます。

 

自社(バイヤー)がEDIメッセージをHTML形式でWebサーバ―に登録したものを、取引先がWebブラウザでそれを閲覧し、必要な情報を入力する方式です。

 

Webページを操作するほか、ファイルのダウンロードおよびアップロードが可能です。

 

ただし、受注側(サプライヤ)にとって、それぞれ取引先Webページに合わせた入力作業を行う必要があります。

 

Webページの作り方に標準規格はなく、それぞれのスタイルに合わせす。

 

1日数件程度の受発注には、有効な手段といえます。

 

このWeb-EDIは、標準的な通信手順TCP/IPを使用することから、社内システムとの接続も容易であり、外部の新たな取引先も容易に参加できます。

 

このことは、オープンなインターネット技術を利用する基盤が整い、システムを安価に構築・運用できる状況になったことによります。

 

ただし、オープンであるから、パフォーマンスや信頼性はその仕組みを構築しなければ何も保証されず、またセキュリテイに関しての配慮が必要になりました。

 

なお、Web-EDIとは異なりますが、EDIメッセージをメールで送受信するEmail型EDI、EDIメッセージをFTPまたは全銀協TCP/IPプロトコルを利用したファイル形式で送受信するファイル転送型EDIもあり、このようなEDIも条件に応じて活用されます。